先学期は私自身の専門である史学は諦めて、とりあえずドイツ語に集中したので、今度こそ史学科の講義にも挑戦してみるつもりです。さて、どこまで着いていけるかな。
とはいえ3ヶ月の夏休みぶりにドイツ人の友人と話したら、会話が以前より理解できるようになった気がします。少しは夏休み中にも成長したのかな。
夏休みの最後、家族が日本から来ていて2週間ほど私のところに滞在していました。その間に訪れた旅日記をしばらく続けたいと思います。
まずはアムステルダム。
4月に留学生活が始まって以来、ドイツ国外に出るのは実は初めて。ドイツから電車を乗り継いで、4時間ほどでアムステルダム中央駅へ。往復で80€ほど。
このアムステルダム旅行の目的は、なんといっても美術館!ひたすらに美術館を巡って名画を堪能する旅でした・・・
今回旅行に同行した母の一番の希望が、アムステルダムから少し離れたデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園内にある国立クレーラーミュラー美術館。私は全く知らなかったのですが、世界有数のゴッホコレクションを所有するそうな。アムステルダム滞在2日目は丸一日かけて、このオランダ最大の国立公園と美術館を堪能しました。
アムステルダムの朝 |
電車で一時間ほどのEde Waningenからバスに乗り換え |
公園入口までバスで来られます |
広大な園内移動用に無料の貸自転車が |
オランダ最大の国立公園、中はまさに森です。園内移動用の白い自転車がたくさん置いてあるものの、典型的な日本人サイズの私たちに合う大きさの自転車を見つけることができず、さらにフットブレーキ(ペダルを逆回転させるとブレーキになる)の自転車に乗ったことがなかったので、恐れをなして最初は歩きました。しかし、老若男女すいすい私たちの横を通り過ぎるうえに、歩けども歩けども美術館らしき建物が見えず・・・
諦めて、生まれたての仔馬のような不安定さながら、なんとか自転車で森を疾走し美術館へ。
ゴッホ作品のブース(以下、ゴッホの絵画) |
ゴッホの鉛筆画って初めて見ました |
「夜のカフェテラス」 |
絵を拡大してみると・・・なんと力強いタッチ |
日本からのツアー客と入れ違いになりましたが、ヨーロッパの美術館にしてはなかなか混んでいた気が。ゆっくり絵画を堪能した後は、館内のカフェで一休み。
絵画以外にも彫刻(ジャコメッティもありました)が所蔵されている他、美術館の外には彫刻の森が。大小さまざまな彫刻が広い園内に点々と置いてあり、帰りのバスを待つ間に散歩も兼ねていくつか鑑賞しました。
何よりも母を連れてくることができてよかった。
個人で来るには電車とバスを乗り継いで行かないといけないので大変かもしれませんが、簡単な英語ができれば問題はないかと。アムステルダムからの一日がかりの遠足として、お勧め。
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