シルベスタ・スタローンの原作映画はもちろん知っているものの、まだ見たことはなく・・・有名な「エイドリアーン!!」と叫ぶシーンと生卵一気飲み、階段を駆け上がるトレーニングシーン、あとはあの有名なテーマソング。それくらいの予備知識でした。
ドイツで知り合った友人とお父様(デンマーク人)、とその彼女というなんとも面白いメンバーで行ったので、始終ドイツ語とデンマーク語が飛び交っていました。会場は繁華街ザンクト・パウリ近くの劇場。案内によれば来年2月からはブロード・ウェイに行くそうです。
開演前のステージ |
結論から言うと・・・いい意味で期待を大きく裏切り、素晴らしいミュージカルでした!
映画の原作とあって、舞台上の狭い空間では無理があるんじゃないかな・・・なんて思っていたのですがとんでもない。演出の工夫が素晴らしく、とてもスピーディな舞台転換で空間の制限をまったく感じさせませんでした。ボクシングシーンも本当に汗が飛び散り、時間とともにボクサーたちの顔も本当にアザと傷だらけに。ネタばれになってしまうので書きませんが、最後の見せ場であるロッキーvsアポロの試合はまさに会場と一体になって、本当の試合のよう。
また映画での有名な「卵一気飲み」シーンでは客席から喝采があがるなど、元々の映画ファンも楽しんでいるようでした。
男臭ーいスポ魂作品だと思っていたのですが、ロマンスも満載で見ていて幸せと元気を貰いました。ハンブルクでミュージカル観てみたいけど・・・という方、自信をもってお勧めします。
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