Freikarte und Bucerium Kunst Forum(フライ・カルテとブセリウス・クンスト・フォーラム)
私の留学生活も7ヶ月目に突入し、早いものでそろそろ帰国の日取りを検討する時期になりましたが、このフライ・カルテなるものを知ったのはつい先月。「ハンブルクでの留学生は留学してすぐに美術館と劇場がタダになる特別なカードがもらえるらしい」と同じ日本人の留学仲間が教えてくれました。ドイツ人の学生に聞いてみると、留学生に限らずハンブルクで学生になった最初のゼメスターにもらえるものだとか。私たちの次の期からの留学生には数人貰っている人もいるのに、私たちの代はもらっていない!美術館と劇場がタダになるとは聞き捨てならないので、ドイツ人の友人に手伝ってもらい、ドイツ流に「礼儀正しく、しかし強気」な文面の手紙を書いて、このプロジェクト・チーム宛てに送ってみました。すると数日後、「楽しんでね!」という親しげなメモ付きであっさり送らてきました。思ったよりペラペラの青いフライ・カルテが。
16の劇場と17の美術館が10月1日から12月31日までの3か月間、このカードを提示すればタダになるとのこと。既に何度か通っている州立劇場のオペラやバレエも、残席がある公演ならば利用できるとは!あと一か月半くらいで、どのくらい活用できるでしょうか。
フライ・カルテについて気になる方はこちら↓
http://www.meinefreikarte.de/
記念すべき(?)フライ・カルテデビューは市庁舎横にある小さめの美術館、ブセリウス・クンスト・フォーラム。4月に一度、ジャコメッティの展示で訪れたことがあります。夏頃から地下鉄構内に展示が出ていて、気になっていたギリシャ神話の酒神ディオニュソス(バッカス)をテーマにした展覧会でした。
絵画、彫刻、古代のワイングラス、コイン・・・古代から現代まで、古今東西のディオニュソスが集結しておりました。まさに「享楽」という言葉がぴったりの、人間味溢れる絵画がたくさん。
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