2013年4月27日土曜日

der Opernacht(オペラ・ファウスト)

今日は何もする気が起きませんでした・・・
Flohmarktに行ってみたけど、特に収穫はなし!私は基本的にこっちのサイズだとSかXSなので、中古で売りに出されている洋服はなかなかサイズが合わないのが残念:(

先日、Staatsoper(州立歌劇場)でFaustというオペラを観てきました!実はこの劇場は、3月末に母とバレエを鑑賞したので2回目。その時は正規の値段で買ったので、79€くらいだったかな?

一番いい席で1万円くらいなら安いかな・・・と日本の感覚で気軽に買ったのですが、ドイツの価格帯に慣れてくると、もうそんな高い買い物はできない!生活必需品は日本よりはるかに安いです。

とはいえさすが芸術に造詣の深い国、ドイツ。特に学生への支援は日本より盛んで、この日も当日学生券15€(約1950円)で買えました。余っている席に入れていくので、この日はなんと前から4列目!




もう少し後ろがベストポジションとは分かっているものの、やっぱり近くで見られると嬉しいです。オペラ自体はフランス語、ドイツ語字幕という(・o・)?という感じでしたが、ストーリーが単純だったので字幕に頼らなくても十分楽しめました。よかった。



チケットオフィスは正面入り口の裏側

フランス語のオペラを生で観たのは初めてだったと思いますが、救いようのないストーリー(大抵のオペラがそうであるように・・・)なのに曲がとても華やかで美しく、飽きることなく見続けることができました。ゲーテのFaustではなく、フランスのグノー版だそうで。


このポスターにもなっている人形や仮面、花、回転装置といったシンプルなんだけどインパクトのある舞台装置が印象的。


学生券、また利用しよう。



UDON-Party (うどんの会)

今日は日本人の留学生たちがお互い料理を持ち寄って、ささやかなパーティーでした。メインはなんといってもうどん!なぜ私より年下の女の子が、うどんを作れるの・・・?素晴らしい特技。とても本格的で、おいしかったです。私も日本から持参した明太子ドレッシングで、ポテトサラダを献上しました。てんぷらにわらびもちまで!
ハンブルクのAsian Markt(アジア食品店)に行けば、たいていの材料は手に入るんだそうな。

うどん(大根おろしつき!)にてんぷら、ステーキにサラダ・・・デザートはケーキとわらびもち。


黒蜜が欲しくなりますね
私もお料理頑張ろう!

2013年4月24日水曜日

Wie denke ich ist das Wichtigste (心の持ち方ですべては変わる)

~心の持ち方~

一、腹を立てるより許すほうがよい
二、憎むより愛するほうがよい

三、不平を言うより、感謝するほうがよい
四、愚痴を言うより、喜ぶほうがよい
五、りきむより、任せるほうがよい
六、威張っているより、謙虚なほうがよい
七、うそをつくより、正直なほうがよい
八、喧嘩するより、仲良くするほうがよい



2013年4月23日火曜日

der Frühlinter (長い冬と春の訪れ)

ハンブルクにも少しずつ、やっと春到来の気配。


















先週末、Sternschanzeという地域に行ってきました。

若者に人気の街だそうで、確かにお洒落なお店やレストラン、カフェがいっぱい。


Schnitzel(ドイツ風カツ)を頂きました!
頂いたレストラン。とても美味しかったです

さらに土曜日だったこともあり、「Flohmarktやってるんじゃない?」ということで急いで行ってみると・・・やっていました!





さすが港町(?)



Flohmarkt(蚤の市)はドイツでとってもメジャーで、ほぼ毎週末開催されているよう。
その場所によって個性があるので、私も早くお気に入りのMarktを見つけたいな。掘り出し物を見つけるのが夢!

2013年4月20日土曜日

am Fritagnachmittag (金曜の午後に)

昨日、同じフロアに住んでいるドイツ人の女の子と朝食を食べながら話していて、「日本に住むのってお金かかるんでしょ?」と聞かれました。

「うん、ドイツに来て食べ物が安くてびっくりした」
「例えば?」
「ドイツで1€のリンゴが、日本だと2.3倍の値段はするよ」
「なぜそうなるの?日本人の給料はそんなに高いの?」
「うーん・・・・・・」

お金がないと日本で暮らすのは大変だんだよね、と答えを濁してしまったけど、この「なぜ?」に対する答えを私も是非知りたい。経済分野?


今日は午前中、大学外でドイツ語のクラスでした。授業があるのは、中央駅付近のとてもきれいなショッピングストリート内。




今週末に出かける予定がちらほらあったので、今日は当初から買い物気分!まずは友達とカフェで昼食をとり、早速買い物という名の長旅へ。



座席数は少ないけれど落ち着いたカフェ

入り口で働いていたドアストッパーのハリネズミくん
カフェの並びにあった素敵な古着屋さん。こういうアンティークな雰囲気大好き。Osloで素敵な古着屋さんを見つけて以来、古着屋があるとついつい覗いちゃうんです。






それから電車で移動して、ショッピングセンターへ。お目当ては、コペンハーゲンの雑貨屋 TIGER!関西に出店して大人気、とは聞いていたけれど私はドイツで初めて来ました。可愛い雑貨がお手頃価格で、見ているだけで楽しい店内です。


トイレブラシ。かわいいけど向きはこれでいいのか疑問

実は既に何度か足を運んでいたTIGER、今日再来したのは・・・こいつを買うため!


ちょびひげ体重計(15€)



ずっと欲しかったんです、体重計。最初見た時は「ひげ?」と違和感を感じスルーしたものの、日が経つにつれ気になって。体重計買うならこれだろう、とわざわざ迎えに来ました。満足です。帰って早速測定したところ・・・日本を離れ早ひと月、当然ながら増えていました。体重管理もしっかりしないと!

TIGERでこの他にも雑貨を数点購入。日本にはない、ヨーロッパの洋服ブランドをH&M以外よく知らなかったので、今日は色々なお店を物色してみました。それぞれのお店の雰囲気が少し掴めたかも。当初の目的だったジャケットを含め、たくさん可愛い洋服も買えて満足です。そろそろ夏服が着られる、と思うと今からうきうき。




2013年4月18日木曜日

Unifilm Debüt!! (ウニ・フィルムデビュー)

今日キャンパス内を歩いていたら、小さい桜を発見!



5月上旬には市内で大規模な桜まつりがあるそうで、それを今からとても楽しみにしています。
あー、この桜見て頑張ろう!

よく「趣味は何?」って聞かれると、定番ながら「読書と映画鑑賞です」なんて
答えてますが、ドイツに来てからはさっぱり。
特に日本の小説を読めないのが寂しいなー、と思ってましたが、嬉しい事実が。
大学図書館内のJapanologie(日本学)のコーナーには、日本語の小説もありました!
村上春樹とか、よしもとばななとか。最近の作家さんのものまでありました
ドイツ語の文献ももちろん読まなきゃいけないんだけど、もう少し暖かくなって余裕が出てきたら公園でピクニックがてら読書したいなぁ・・・なんて夢は膨らむばかり。

本といえば、先日大学内で突然古本を売るおじさんたちが。

辞書から講義の参考図書らしき本、小説まで色々扱っていたので物色。そして・・・

Jesus Liebt mich と MOMO 計10€
買ってしまいました。
ミヒャエル・エンデのモモは実はまだ読んだことがなく、大学生になってからは「ここまできたらいつか原書で読もう」とあえて訳書に手をつけてなかったので。ついにその時がきたということで。
Jesus liebt michはドイツでベストセラーになり、映画化もされたらしい。ラブコメっぽいので、気楽に読めるかなぁと。いずれにせよ今の私には決して「軽い読み物」ではないので、辞書片手になめくじのような速度でゆるゆる読んでいくことになりそう。

さて、タイトルのUnifilm。
Uni(大学)+Film(映画)の造語で、大学内の講義室でみんなで安く映画を見よう!というイベント。
とはいえ本格的なチラシや入場券まであって、なかなか盛況でした。
今日はベン・アフレックの「ARGO」を鑑賞。
ドイツ語吹き替えだったので、以前日本で知ったあらすじを頼りに、なんとかストーリーがわかる程度の理解でした。でも、思えば海外で大人数の中で映画を見るのはこれが初めて。
ハラハラドキドキする展開だったのもあるけど、本当によく笑い、驚き、ハッピーエンドが分かった段階では拍手喝采!学生中心っていうのもあると思うけど、とてもいい雰囲気で映画を楽しめました。
毎週やっているようなので、観たい映画がやっていれば今度はスナック持参で行きます。

3月18日に日本を発ったので、気付けば今日で一か月。
2週間ほどは観光だったから実際に留学生活が始まってからはまだ2週間ちょっとだけど、12ヶ月の留学生活のうちの一か月目がもう終わったのかと、早さにびっくり。

ぼんやりしてる暇はないなこりゃ、とぼんやり思うひと月目の夜でした。

2013年4月16日火曜日

der Unterricht des Japanologie(ドイツで日本を学ぶということ)

今日は大学での授業の話。
私の日本での専攻は歴史学(ドイツ現代史)ですが、留学の受け入れ先はアジア・アフリカ研究所内の日本学(Japanologie)です。日本語が分かる教授陣(日本人もいらっしゃいます)に日本語を学ぶドイツの学生がいるので、語学が不十分なまま留学する私のような場合、非常に心強い環境。

大学のキャンパスの一部。広すぎて迷う。

まずはドイツ語に慣れなくては!ということで、ドイツ語のクラスの他に、Gasthörer(聴講生)としてJapanologieの講義に潜り込んでます。ドイツの大学での授業は、大教室で教授が一方的に話すVorlesung(講義)とプレゼンやディスカッションが行われるゼミ形式のものがあります。10月からのWintersemester(いわゆる後期)には私も史学科のゼミに参加したいな・・・!と思いながら、必死に語彙を増やす作業にひたすら取り組む毎日。

今日私が聴講したのは、
Gesellschaft in Japan(日本社会)とGenji Monogatari(源氏物語)。どちらも学生によるディスカッションとプレゼンが主の様子。
正直、Japanologieというとアニメや漫画といったサブカルチャーのイメージしか、日本人の私でも持っていなかったです。日本について学ぶって、何してるんだろう?外から日本を見たことがなかったので、ドイツ語の勉強のためといいつつなかなか興味深い。

前者の授業の本日のプレゼンテーマは "Stratifikation in Japan" 
ずばり、「日本における社会階層」上、中の上、中の中、中の下・・・という収入による社会区分が時代とともにどう推移するか、外国と比較するとどうなのか、などなどなど。特に報告者の学生さん(指定のテキストがあるのかも)は女性の社会進出に問題意識を持ったようで、時間をオーバーしながら力説してました。

男性の収入を100とした時の女性の収入は、

日本:60.2 ドイツ:84.9 アメリカ:74.8 (1995年データ) だそうで。(!)これはゆゆしい数字。
提示された発表後のディスカッションテーマは
「人口の変化から、日本の社会階層はどのような影響を受けているか?」
「日本における社会的不平等はどのように改善されうるか?」

この同じレベルを、ドイツについて、日本で学んできたのか自分は?と自問自答してしまうほど、専門的かつ高度な内容でした。ドイツ語・英語・日本語のテキストを駆使して学部生がこれやってます。

源氏物語のテキスト

源氏物語は大学院生の必修だそうで、もっと専門的。
Hentaigana(変体仮名)なんて、私も思わず辞書を引いてしまった。今日は特に敬語について学ぶ回だったので、「たまふ」「はべる」などなど私たちも古文の授業で泣かされた尊敬・謙譲・丁寧語の識別をやっていました。天皇はKaiserなのか。かっこいいな。(ここでも語彙を増やすべくメモ)
日本についての講義なら、ついていけるかな。という当初の私の目論見。そんな甘いもんじゃねーぞJapanologie!

ドイツで日本を学ぶということ。

ドイツでドイツについて学びに来たわけですが、これもまた一興。


2013年4月14日日曜日

Die lange Nacht der Museen(美術館の長い夜)

Hamburgに来て3度目の、寮生活では2度目の週末。
今週は天気も悪くてうんざりする日も多かったけど、Hamburgは天気が悪いことで有名らしい。でも周りを見ても傘をさしている人がいなかったので、私もやり過ごす気でいましたが・・・さすがに傘ささないと風邪をひきそうなくらいの日もあり、折り畳み傘を購入。
太陽が恋しいなぁ・・・

今週末は夜にお出かけが続いて、健全なナイトライフを満喫。

まず金曜の夜に出かけたのがDomという移動遊園地。Hamburgは春夏冬に大きな期間限定の遊園地が来るらしく、期間限定とはいえジェットコースターに観覧車、お化け屋敷もあるなかなか本格的なものでした。東京の花やしきを思い出した。私は絶叫系もお化け屋敷も苦手なので、ひたすら食べに集中!なんでこういうイベントで食べるご飯っておいしいんだろう!イベント価格だけど。
毎週金曜には花火もやっているそうで、悪天候の中やるのかな・・・と不安だったけど22:30から打ち上げてくれました!たまやー!ドイツで早速花火が見られるとは思ってなかったので嬉しかったのと、早速日本が恋しくなりました。花火大会行きたいな。























会場で食べたトースト、3€ 主食?デザート?でもおいしかった^^

タイトルにもあるDie lange Nacht der Museenは、私もたまたま人から聞いて知ったのですが年に一度、ハンブルク市内にある53の美術館・博物館に学生は8ユーロ(一般は10ユーロかな)ですべて行き放題になるという日。しかも時間は18:00~2:00!まさにナイトミュージアム。
通常はもちろんそんな遅くまでやってないし、それぞれの入館料だけで8ユーロくらいするので回れば回るほどお得。さらに、各会場で音楽の演奏やイベントも開催されていて、かなり工夫されてました。



これは行かねば、ということで・・・比較的近場にある
Bucerius Kunst Form
Hamburg Rathaus(ハンブルグ市庁舎)
Museum für Kunst und Gewerbe(芸術工芸博物館)
に行ってきました。

一つ目のBucerius Kunst Formではアルベルト・ジャコメッティの展示が。
美術の教科書に出てた「歩く人」が強烈で名前はずっと覚えていたけど、こんなところで再会するとは。





市庁舎は街のシンボルで、この2週間でも何度も通っていたのですが、普段は見学ツアーでしか見れない中を見ることができました。



右が市庁舎。これ撮ったのが既に6時過ぎ。明るいです。








取ってまで市の紋章。これかわいいなぁ
                   
                   

三番目の美術館は、今Pixarの展示をやってました!




残念ながら中の展示は撮影NGだったけど、とっても満足。まだ見てない作品見なきゃな。

どの会場もとても混んでいて、かつ大人が多かったのが印象的。ドイツも芸術大国と言われているけど、結局は日本と同じで個人によりけりなのでは、と思っていたけど、相対的に芸術への関心はやはり高いのかなと感じました。秋にはこの劇場版もやるそうな。それも楽しみです。新生活早々、いいイベントに巡り合えました。